公開アンケートレポート
ビール・発泡酒に関する調査
◆調査概要
調査名: ビール・発泡酒に関する調査
調査目的: ビール・発泡酒に関する認知度、認知経路、購入経路、飲用頻度などを調査することによりビールに関する意識やイメージを明確にすることを目的とする。
査対象者: 全国20〜59才までの男女で、週1回以上、自宅でビール・発泡酒を飲む方
サンプル数: 400ss(右記のように割り付けて回収)
調査期間: 2004年4月14日〜2004年4月18日
調査実施機関: 株式会社ゲイン
割 付
  男性 女性 合計
20〜29才 50 50 100
30〜39才 50 50 100
40〜49才 50 50 100
50〜59才 50 50 100
合計 200 200 400
調査結果のまとめ
認知率ではビールの全体を見ると、「キリンラガービール」が90.0%と最も高く、次いで「サッポロヱビスビール」(89.8%)、「サントリーモルツ生」(87.8%)、「アサヒスーパードライ」(86.8%)の順で、発泡酒の全体を見ると、「キリン淡麗生」(97.8%)、「アサヒ本生」(94.3%)、「サントリーマグナムドライ」(88.5%)が続いている。
ビール・発泡酒の認知率上位5品目の認知度を見ると、すべての品目について6割以上が「飲んだことがある」と回答を得ており、「アサヒスーパードライ」については、9割を超えている。(10品目中6品目で8割を超えている。)
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調査結果の概要
今、飲んでみたい銘柄(上位10品目)
今、飲んでみたい銘柄の全体を見ると、「アサヒスーパードライ」(17.5%)、「サッポロヱビスビール」(11.8%)、「キリン淡麗生」(6.8%)の順に回答が多かった。
性別に見ると「アサヒスーパードライ」は男性の支持が高く、逆に「サッポロヱビスビール」は女性の支持が高い。
ビールメーカー4社のブランドイメージ
アサヒビールは「ホンダ」、「日産」、「ソニー」、「コカコーラ」といった単語と関連が強い。
キリンビールは「トヨタ」という単語と関連が非常に強く、理由としては「老舗」、「伝統」といった単語との関連がある。
サッポロビールは「マツダ」、「東芝」、「ユニクロ」というイメージが強く、サントリー(ビール部門)は「日立」、「シャープ」といった単語と関連が強い。
銘柄認知率(発泡酒/ビール)
発泡酒の全体を見ると、「キリン淡麗生」(97.8%)、「アサヒ本生」(94.3%)、「サントリーマグナムドライ」(88.5%)の順で認知率が高い。
ビールの全体を見ると、「キリンラガービール」の認知度が90.0%と最も高く、次いで「サッポロエビスビール」(89.8%)、「サントリーモルツ生」(87.8%)、「アサヒスーパードライ」(86.8%)が続いている。
認知経路(発泡酒/ビール上位5品目)
発泡酒・ビールともに認知率上位5品目の認知経路を見ると、5品目とも「テレビCM」による認知が圧倒的に高い。特に上位3品目は「テレビCM」による認知が80%以上、「アサヒスーパードライ」は「テレビCM」による認知が85%以上と他の銘柄と比較しても高い認知率を示している。
認知度(認知率上位5品目)
ビール・発泡酒の認知率上位5品目の認知度を見ると、すべての品目について6割以上が「飲んだことがある」と回答を得ており、「アサヒスーパードライ」については、9割を超えている。(10品目中6品目で8割を超えている。)
最近1ヶ月間の銘柄別飲用経験(発泡酒/ビール)
ビール・発泡酒の認知率上位5品目の認知度を見ると、すべての品目について6割以上が「飲んだことがある」と回答を得ており、「アサヒスーパードライ」については、9割を超えている。(10品目中6品目で8割を超えている。)
購入理由(最近1ヶ月間の銘柄別飲用経験上位5品目)
発泡酒の飲用経験上位5品目について見ると、「味がおいしいから」と「価格が安いから」が大きな購入理由となっており、ビールだけでなく発泡酒についても味覚重視の傾  向が見られる。特に「アサヒ本生」と「アサヒ本生アクアブルー」の味の評価が高いことがうかがえる。
飲用頻度(最近1ヶ月間の銘柄別飲用経験上位5品目)
飲用経験上位5品目について、ビール、発泡酒ともに「週1回」が最も多く5割を超えており、毎日ビール・発泡酒を飲用する割合は1割に満たない状況となっている。
全体的にビールよりも発泡酒の飲用頻度が高い傾向にある。
最近1ヶ月間の飲用量
全体で見ると、「ライト」56.3%、「ミドル」21.8%、「ヘビー」22.0%であり、最近1ヶ月間の平均飲用量は8413mlとなっている。性別、性別×年代で見ると、男性の方が飲用量が多く、特に30代、40代男性の飲用量が多い。
購入場所
購入場所について、全体で見ると、「スーパーマーケット」が最も多く62.8%、次いで、「ディスカウントストア」(53.5%)、「酒屋」(35.8%)、「コンビニエンスストア」(32.8%)の順となっている。
購入方法
全体で見ると、「ほぼまとめ買いをしている」が30.8%、「まとめ買いをしていることが多い」が30.3%となっており、6割を超える人がまとめ買いをしていることが分かる。これに対し、数本単位で買っている人は3割に満たない結果となっている。
ビール・発泡酒以外の飲用状況
全体で見ると、「ワイン」が最も多く51.5%、次いで「焼酎」(38.8%)、「日本酒」(32.0%)の順となっている。
飲用頻度別に見ると、総じて飲用量が多くなるに伴い、ビール・発泡酒以外の飲用が増える傾向が見られる。特にヘビーユーザーでは、「焼酎」や「ウイスキー」といった価格が安く、アルコール度数の高いお酒の飲用が目立つ。
ビール・発泡酒に望むこと/ビール・発泡酒とは何か
全体では、およそ半数の方が「味わい」(51.3%)を望んでおり、次いで「低価格」(33.5%)となっており、「味わい」と「低価格」だけで8割以上を占めている。
その他の望むことでは、「鮮度の向上」「品質の向上」という意見が見られた。

主な調査結果の詳細
◆今、飲んでみたい銘柄(上位10品目)
○今、飲んでみたい銘柄の全体を見ると、「アサヒスーパードライ」(17.5%)、「サッポロヱビスビール」(11.8%)、「キリン淡麗生」(6.8%)の順に回答が多かった。
○性別に見ると「アサヒスーパードライ」は男性の支持が高く、逆に「サッポロヱビスビール」は女性の支持が高い。
○年代別に見ると、「アサヒスーパードライ」は50-59才の支持が高く、「サッポロヱビスビール」は20-29才の支持が最も高い。
○飲用頻度別に見ると、「アサヒスーパードライ」、「アサヒ本生アクアブルー」がヘビーユーザーで全体に比べ、5%以上高い回答を得ている。
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◆ビールメーカー4社のブランドイメージ
○アサヒビールは「ホンダ」、「日産」、「ソニー」、「コカコーラ」といった単語と関連が強い。理由としては「あたらしい」「商品」「開発」などで、「男性」との関連が強い。
○キリンビールは「トヨタ」という単語と関連が非常に強く、理由としては「老舗」、「伝統」といった単語との関連がある。アサヒとは反対に「女性」との関連が見られる。
○サッポロビールは「マツダ」、「東芝」、「ユニクロ」というイメージが強い。また、メーカーではないが「北海道」という単語とも関連が強い。
○サントリー(ビール部門)は「日立」、「シャープ」といった単語と関連が強い。
※ビールメーカ4社のイメージを他のメーカー・ブランドに例えた場合とその理由をそれぞれ完全自由回答形式で質問、それぞれの単語間の距離を図にあらわすマッピングで表した。
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◆銘柄認知率(発泡酒)
○発泡酒の全体を見ると、「キリン淡麗生」(97.8%)、「アサヒ本生」(94.3%)、「サントリーマグナムドライ」(88.5%)の順で認知率が高い。
○年代別に見ると、20代では他の年代より認知率の高い銘柄が見られ、反対に50代では他の年代に比べ、認知率の低い銘柄がある。
○飲用頻度別に見ると、ヘビーユーザーが全体に比べ、10%以上高い認知率の銘柄が多く見られる。
◆銘柄認知率
○ビールの全体を見ると、「キリンラガービール」の認知度が90.0%と最も高く、次いで「サッポロエビスビール」(89.8%)、「サントリーモルツ生」(87.8%)、「アサヒスーパードライ」(86.8%)が続いている。
○年代別に見ると、総じて若い世代ほど銘柄認知率は高い傾向にあり、50代では全体と比較して10%以上低い認知率を示している銘柄が多く見られる。
○飲用頻度別に見ると、ヘビーユーザーの銘柄認知率が高く、全体に比べ10%以上の高い認知率を示している銘柄も多く見られる。
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◆認知経路(認知率上位5品目)
○発泡酒の認知率上位5品目の認知経路を見ると、5品目とも「テレビCM」による認知が圧倒的に高い。特に上位3品目は「テレビCM」による認知が80%以上となっている。次いで、「店頭ポスター」、「新聞」の順となっている。また、「キリン淡麗グリーンラベル」、「サッポロ北海道生搾り」については、他の銘柄と比べ「インターネット」による認知 が比較的多い傾向が見られる。 
○ビールの認知率上位5品目の認知経路を見ると、発泡酒同様、5品目とも「テレビCM」による認知が圧倒的に高い。特に「アサヒスーパードライ」は「テレビCM」による認知が85%以上と他の銘柄と比較しても高い認知率を示している。次いで、「店頭ポスター」、「新聞」、「インターネット」の順となっている。 
○「その他」の認知経路としては各品目ともに店頭で直接商品を見て認知するという意見が多く見られた。
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◆認知度(認知率上位5品目)
○ビール・発泡酒の認知率上位5品目の認知度を見ると、すべての品目について6割以上が「飲んだことがある」と回答を得ており、「アサヒスーパードライ」については、9割を超えている。(10品目中6品目で8割を超えている。)
○「飲んだことがある」が7割以下と比較的に少ない「キリン淡麗グリーンラベル」、「サッポロ北海道生搾り」、「キリンクラシックラガー」においては、飲んだことはないにも関わらず認知率が高いことが見てとれる。
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◆最近1ヶ月間の銘柄別飲用経験(発泡酒/ビール)
○発泡酒の最近1ヶ月間に飲んだ銘柄を見ると、「キリン淡麗生」が最も多く38.0%となっており、次いで、「アサヒ本生」(31.0%)、「アサヒ本生アクアブルー」(23.0%)の順になっている。
○ビールの最近1ヶ月間に飲んだ銘柄を見ると、 「アサヒスーパードライ」が43.3%と他を圧倒している。特にヘビーユーザーでは全体に比べ、およそ20%も高く、ヘビーユーザーによく  飲まれている銘柄と言える。次いで「キリンラガービール」「サッポロヱビスビール」(ともに22.5%)となっている。
○最近1ヶ月間に飲んだ銘柄を飲用頻度別に見ると、ヘビーユーザーで「アサヒ本生」、「アサヒ本生アクアブルー」、「サントリーマグナムドライ」が全体よりも10%以上高い。
○最もよく飲んだ銘柄も最近1ヶ月に飲んだ銘柄同様にアサヒスーパードライ(18.3%)が最も高い数値を示している。
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◆購入理由(最近1ヶ月間の銘柄別飲用経験上位5品目)
○発泡酒の飲用経験上位5品目について見ると、「味がおいしいから」と「価格が安いから」が大きな購入理由となっており、ビールだけでなく発泡酒についても味覚重視の傾向が見られる。特に「アサヒ本生」と「アサヒ本生アクアブルー」の味の評価が高いことがうかがえる。
○ビールの飲用経験上位5品目について見ると、「味がおいしいから」が最も多く、「サッポロドラフトワン」を除くすべての銘柄で8割を超えている。
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◆飲用頻度(最近1ヶ月間の銘柄別飲用経験上位5品目)
○飲用経験上位5品目について、ビール、発泡酒ともに「週1回」が最も多く5割を超えており、毎日ビール・発泡酒を飲用する割合は1割に満たない状況となっている。
○全体的にビールよりも発泡酒の飲用頻度が高い傾向にある。
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◆最近1ヶ月間の飲用量
○全体で見ると、「ライト」56.3%、「ミドル」21.8%、「ヘビー」22.0%であり、最近1ヶ月間の平均飲用量は8413mlとなっている。
○性別、性別×年代で見ると、男性の方が飲用量が多く、特に30代、40代男性の飲用量が多い。また、女性では20代の飲用量が多く、「ヘビー」については同じ20代の男性を上回っている。
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◆購入場所
○購入場所について、全体で見ると、「スーパーマーケット」が最も多く62.8%、次いで、「ディスカウントストア」(53.5%)、「酒屋」(35.8%)、「コンビニエンスストア」(32.8%)の   順となっている。
○最も多く購入する場所について、全体で見ると、「スーパーマーケット」が最も多く37.5%、次いで、「ディスカウントストア」(33.8%)、「酒屋」(15.8%)、「コンビニエンスストア」(10.5%)の順となっている。
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◆購入方法
○全体で見ると、「ほぼまとめ買いをしている」が30.8%、「まとめ買いをしていることが多い」が30.3%となっており、6割を超える人がまとめ買いをしていることが分かる。これに対し、数本単位で買っている人は3割に満たない結果となっている。
○年代別で見ると、年代が高くなるに伴い、まとめ買いをしている傾向が見られる。
○飲用頻度別に見ると、ヘビーユーザーの「ほぼまとめ買いをしている」が52.3%と半数を超えており、「まとめ買いをしていることが多い」(26.1%)と合わせると、8割近くがま  とめ買いをしていることが分かる。
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◆ビール・発泡酒以外の飲用状況
○全体で見ると、「ワイン」が最も多く51.5%、次いで「焼酎」(38.8%)、「日本酒」(32.0%)の順となっている。
○性別で見ると、「ワイン」をよく飲む女性が多く、63.0%と半数を超えている。一方、男性については、「焼酎」が43.0%と「ワイン」の40.0%を上回る結果となっている。
○飲用頻度別に見ると、総じて飲用量が多くなるに伴い、ビール・発泡酒以外の飲用が増える傾向が見られる。特にヘビーユーザーでは、「焼酎」や「ウイスキー」といった価格が安く、アルコール度数の高いお酒の飲用が目立つ。
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◆ビール・発泡酒に望むこと
○全体では、およそ半数の方が「味わい」を望んでおり、次いで「低価格」(33.5%)となっており、「味わい」と「低価格」だけで8割以上を占めている。
○年代別に見ると、30代が他の世代に比べ、「味わい」「健康価値」を望む方がやや多く、「低価格」を望む方がやや少ない。
○飲用頻度別に見ると、飲用量が多いほど「味わい」「低価格」の占める割合が高く、ヘビーユーザーでは「味わい」「低価格」だけで9割以上を占めている。
○その他の望むことでは、「鮮度の向上」「品質の向上」という意見が見られた。
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◆ビール・発泡酒とは
○今回の調査対象者400名それぞれのビール・発泡酒に対する思い、考え、位置付けなどが見られ、興味深い意見が多数見られる。特に「お疲れさまー「プハー」です」(女性 30-39才 ミドル)、「スターター」(女性 40-49才 ライト)、「リセットボタン」(女性 30-39才 ライト)などは、新製品のネーミングとしても面白そうである。
自由回答(あなたにとってビール・発泡酒とは?) 回答者属性
食事の一部
食事をおいしくするもの。
長寿
食事や睡眠同様になくてはならないもの
1週間のご褒美
1日のお楽しみ。これが無いとつまらなくなってしまいます。
余裕のある時はビールでリッチな気分を。
1日の回復剤
1日の終わり
1日の終わりにほっと一息できる飲み物。
男性 50-59才 ミドル
男性 30-39才 ライト
男性 20-29才 ライト
男性 40-49才 ヘビー
男性 20-29才 ライト

女性 50-59才 ヘビー
男性 50-59才 ヘビー
女性 20-29才 ライト
女性 40-49才 ライト
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